食べ物の好き嫌いは悪くない。大切なのは食事を楽しむこと。

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食べ物の好き嫌いをしてはいけないと教えられて育った人は多いと思います。
そのため食べ物の好き嫌いをすることは良くないことだと感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、本当に食べ物の好き嫌いは良くないのでしょうか。
味をどう感じるかは人の個性です。
苦手なものを無理して食べるより、好きなものを美味しく食べることの方が楽しい食事になると思いませんか。

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多少の好き嫌いなら全く問題ない

あなたは苦手な食べ物がどれくらいありますか?
好き嫌いの数が数えられる程度なら全く気にしなくても問題ありません。
その食べ物が食べられなくても他の食品をバランスよく食べていれば栄養は補えています

ただし、肉も魚も嫌い、野菜全般食べられないなど、極端に食べるものに偏りがある場合は少し注意が必要です。
そういう場合は、必要な栄養素を確認し自分が好きな物の中で不足しがちな栄養素を補う必要があります。
まずは自分の食事を見直し、必要な栄養が取れているかを確認してみましょう。

好き嫌いが悪いと言われるのはなぜ

「好き嫌い」ではなく「残す」ことが悪い

好き嫌いは感覚の違いですからあって当然です。
そして好みの問題ですから努力ではどうにもならない場合が多いです。
「嫌い=美味しくない」は感想ですから個人の感想を悪いというほうが間違っていると思います。

それでも好き嫌いは良くないと感じてしまうのも事実。
それは嫌いなものを残すことが、食べ物を無駄にしてしまうことになるからではないでしょうか。
なので自分で好きな食材だけを買って料理することで食品の無駄問題は解決できます。
「嫌いなものは買わない」ことは食品を無駄にすることにはならないので、悪いことではありません

同じように、お店に食べに行ったときも苦手な食材が入っているものは注文しなければ大丈夫。
料理は好きだけどその中に入っている1つの食材が嫌いでそれだけ残してしまうとなると、食材を無駄にする悪いことになってしまいます。
つまり、好き嫌いが悪いのではなく、食べられないものを頼んだことが悪いのです。
出来る限り残すことがないようにしたいですね。

人間関係に影響する可能性がある

食事の場は交流の場でもあります。
友人や職場の人とご飯に行って楽しい時間を過ごすことは、コミュニケーションとして重要なことです。
しかし、好き嫌いが多いと問題が発生する場合があります。
想像してみてください。
一緒に食事に行った人が、これは嫌いあれは美味しくないと言っていたら少し嫌な気持ちになりますよね。
次に食事に誘おうと思ってもお店選びにも気を遣うし、なんだか憂鬱になります。
食べ物の好き嫌いがあまりに多い人は誘ってもらえなくなる可能性が出てくるのです。

気心が知れた人であれば嫌いなものを食べてもらうこともできますが、全ての場においてそういう訳にもいきません。
誰かと食事をするときは頑張って食べてみる、お店選びを率先して行うなど気を遣った行動が必要になります。

好き嫌いを克服する方法

好き嫌いは悪いことではないですが、やっぱり嫌いなものを減らしたいと考えることもあるものです。
嫌いなものが少ないといつどこで誰と食事をしても困ることはありません。
好き嫌いは感覚なので改善することはなかなか難しいと思う一方で、感覚なので変わることもあると言うこともできます。
ここでは好き嫌いを克服する方法2つを紹介します。

調理の仕方を工夫する

私は豆苗が嫌いでした。
以前、自分で調理して食べた豆苗が独特の臭みがあり、美味しく感じなかったからです。
しかし、ある時実家の母に作ってもらった豆苗の料理はとても美味しく食べられたのです。
味付けや火の通し方(焼く、蒸すなど)によって、味の印象が大きく変わることがあります
嫌いだと感じる食べ物を美味しく食べる方法を見つけるのも楽しいですよ。

時が解決することもある

大人になったら味覚が変わるというのは本当です。
子どもの頃に食べて美味しくなかったから大人になっても食べないという方は、試しに一度食べてみてください。
美味しく食べられるようになっていることもありますよ。
一度嫌いだと思ったからといって、ずっと食べないというのはもったいないことです。
数年に一度とかでもいいので、チャレンジしてみると美味しく感じるようになっているかもしれません。

まとめ

食べ物の好き嫌いは決して悪いことでも恥ずかしいことでもありません。
せっかく食事をするなら、美味しいものを楽しく食べたいものです。
好き嫌いは個性。
自分の個性と上手に付き合って、美味しくご飯を食べましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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