エアコンのポコポコ音が直らない?対処方法を紹介。

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快適な生活には必要なエアコン。
ある日突然「ポコポコ」と不思議な音が聞こえてきたことはありませんか。
いつもと違ったエアコンの様子に故障かも?と心配になってしまいます。
でも大丈夫です。
ポコポコ音のほとんどは故障ではありません。
この記事ではエアコンから聞こえるポコポコ音の原因と対処法をご紹介します。

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ポコポコ音は故障じゃない。原因は空気が通っているから。

まず、エアコンがポコポコ音を立てやすい家とそうでない家があります。
音を立てやすい家は気密性が高い(=空気の通り道が少ない)家です。

気密性が高い家は家の中と外で気圧差ができやすいです。
室内の気圧<室外の気圧になると、外の空気がエアコンのドレンホース内を通って室内に入ってきます。
そしてドレンホース内に溜まった排出しきれていない水に空気があたるとポコポコと音がするのです。
(水の中に空気を吹き込むとポコポコ音がするのと同じです)

ポコポコ音が聞こえたら、窓の外を見てください。
天気はどうですか?
雨が降っていたり風が強くはありませんか?

雨が降っている日は外の気圧が下がりやすく、室内の気圧>室外の気圧となります。
この場合、室内の空気がドレンホースを通って外に出ようとするため音が鳴るようです。
また風が強いと空気が入ってきやすくなります。
たとえ天気がよかったとしても換気扇を回していると音がする場合もあります。
換気扇で排気を行うためには吸気が必要です。
しかし、気密性の高い家では吸気できる隙間が少ないためエアコンのドレンホースが空気の通り道となるのです。

ポコポコ音の対策3つ

ポコポコ音の多くは空気が通っているだけなので心配する必要はありません。
頻度が少なく気にならない場合はそのままでも大丈夫です。
しかし、家の環境により、常に音が聞こえる場合や音がうるさい場合もありますよね。
ここからはポコポコ音を止めるために有効な対処方法3つを紹介します。

空気の流れを変える

・窓を開ける
 エアコンを使用しているときは難しいですが、窓を開けてあげればそこから空気が出入りするのでドレンホース内に空気が流れることはなくなります。

・換気口を開ける
 丸型や四角の換気口が壁に埋め込まれている住宅も多いと思います。
窓を開けるのが難しい場合は、換気口を開けるだけでも空気の流れが変わり、ポコポコ音が解消されるはずです。 

・換気扇を止める
 換気扇を回すと音がする場合は、換気扇が不要な時には止めておきましょう。
換気扇による吸気がなくなれば、外から空気を取り入れる量も少なくすむためドレンホース内を空気が逆流する可能性も少なくなります。

逆止弁を取り付ける

ドレンホース内の空気の逆流を防ぐためのアイテムが販売されています。
逆止弁は通常は弁が閉まっていて外からの空気が入ってくることはありません。
中から水が流れると弁が開き、排水できる仕組みになっています。
外からの空気の他に害虫の侵入も防ぐことができるので、そんなに音が気にならない場合でも取り付けておきたいアイテムです。

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ドレンホース内を掃除する

上記の方法を試してもポコポコ音が直らない場合は、空気が原因ではないかもしれません。
ドレンホース内が詰まっている可能性がありますので、掃除を行いましょう。
放っておくと臭いや水漏れにつながりますので、注意が必要です。

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まとめ

エアコンから聞こえる不思議なポコポコ音。
多くの場合は故障ではありませんので心配しなくても大丈夫です。
ポコポコ音の解決方法としては空気の流れを作ったり、アイテムを使ったりする方法がありますので状況に合わせて対処してみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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