除湿剤の種類。場所別に効果的な除湿剤を紹介。

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雨の日に気になる湿度。
放っておくと知らないうちにカビが生えてしまうこともあります。
湿気対策として手軽に行えるのは除湿剤を置くことですよね。
でも、いろいろな種類の除湿剤があり、どれを選べばいいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
除湿剤の効果を高めるために意識したいのはどこに置くのか。
押し入れ、靴箱、クローゼットなど置く場所によって選ぶべき除湿剤は違います。
この記事を読めば、効果的に除湿を行うために選ぶべき除湿剤が分かります。

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除湿剤の種類

除湿剤は成分の違いにより主に3つの種類に分けることができます。

塩化カルシウム

最も一般的に使用されているタイプの除湿剤です。
塩化カルシウムは水分を吸収して液状になる「潮解性」という特徴を持っています。
上下2段に分かれたプラスチック容器の上段に固形の塩化カルシウムが入れられており、空気中の水分を吸収すると液状になって下段に溜まっていきます。
空気中の目に見えない水分がタンクに溜まっていくので、除湿効果が実感しやすいというのが特徴です。
また、塩化カルシウムと一緒に保水剤が入れられており、出てきた水分をゼリー状に固めるタイプのものもあります。

シリカゲルA型

低湿度の環境でもしっかり吸湿を行ってくれる除湿剤です。
ただし、総吸湿量は少なめのため、狭い場所をできるだけカラカラにしたいというときにシリカゲルAを使うのがオススメです。
塩化カルシウムの除湿剤とシリカゲルAを組み合わせると、より効果を実感しやすくなりますが、乾燥しすぎには注意が必要です。

シリカゲルB

ジメジメとした高湿度の環境では高い効果を発揮し、逆に低湿度になると放湿を行うというのがシリカゲルBの特徴で、シリカゲルBには湿度を60%前後に保とうとする調湿作用があります。
そのため、湿度を一定に保ちたい場所で使用するのに向いている除湿剤です。
また、使用を続けることにより効果が感じられなくなったら、天日干しを行うことで繰り返し再利用することができます
除湿効果はそこそこでいいので、再利用しながら長期的に使いたいという場合はシリカゲルBを選びましょう。

【場所別】効果的な除湿剤の選び方

どこでも使える基本の除湿剤

いま、全く除湿剤を使っておらず、何でもいいから除湿したいという方は、一番メジャーな塩化カルシウム(タンクタイプ)を使ってみましょう。
湿気の多い空気は下に溜まるので、押し入れや靴箱など除湿したい空間の下の方に設置すると効果的に除湿をすることができます。

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塩化カルシウムの除湿剤を使用するときに気を付けたいことは以下の2つです。
・除湿剤を倒してしまいそうな場所や上から物が落下する可能性がある場所には置かない
・除湿剤を設置したことを忘れない
どちらも、溜まった水をこぼさないための注意点です。
塩化カルシウムは液状になっても、水分を吸収し続けます。
タンク容量を超えた水を吸収するとタンクが破損し、溜まった液がこぼれてしまう可能性があります。
こぼれた液が床などに染みこんでしまうと大変ですので、こぼれる危険がないところに設置しましょう。

押し入れにオススメの除湿剤

押し入れにはシートタイプの除湿剤がオススメです。
押し入れは収納スペース。
除湿剤で場所を取ってしまうのはもったいないです。
シートタイプであれば布団の下や収納物の隙間に置くことができるのでスペースをとらずに除湿することができます。

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靴箱にオススメの除湿剤

靴箱は湿度だけでなく、ニオイも気になる場所ですよね。
脱臭効果を併せ持った除湿剤を置くことで、ニオイを軽減することができます。

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また、一日中履いた靴や雨に濡れた靴は水分を多く含んでいます。
靴箱に脱臭効果を持った置き型の除湿剤を使いつつ、湿気を含んだ靴にはシリカゲルBを使用した靴専用の除湿剤を入れておきましょう。
シリカゲルBは高湿度の環境で高い除湿効果を発揮するので、汗や雨で湿った靴にはピッタリなんです。
また、天日干しをすれば何度でも再利用ができますよ。

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クローゼットにオススメの除湿剤

クローゼットには吊り下げタイプの除湿剤を設置しましょう。
洋服と一緒に使うことが想定された商品ですので、防カビや防虫、消臭効果など洋服収納に嬉しい機能を併せ持ったものが多いです。

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まとめ

除湿剤には3つの種類があり、それぞれに異なる特徴があります。
大事な物を収納している場所の湿気対策は必須。
目的や場所に合った除湿剤を選び、湿度やカビから大事な物を守りましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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